ふと履歴を見たら、Cポンが失効していて驚いてこのページに来た人もいるのではないでしょうか。
ご安心ください。Cポンには有効期限があるものの、6ヶ月後に失効した直後に再付与される仕組みです。
Cポンの有効期限は6ヶ月と決められており、公式サイトの質問コーナーにも期限が6ヶ月だと書かれています。
ですが実際のところ再付与されるため、Cポンの有効期限はありません。
Cポンの有効期限の仕組みと、ややこしい仕組みになっている理由を解説します。
Cポンの期限は6ヶ月だけど再付与される!
Cポンの有効期限はあるんですが、すぐに同じ額のCポンが再付与される仕組みになっています。
こちらの画像は私のCポンの利用履歴です。
2022年1月21日に4000Cポンが失効していますが、同じ日に同額の4000Cポンが「受取」になっており、残高は4000Cポンに戻っているのがわかるかと思います。
受取に特別な手続きは必要なく、自動的に付与されます。私も気づいたらこのような履歴になっていたので、初めて気づきました。
6ヶ月毎に失効するもののすぐに再付与されるため、有効期限は実質ないのと同じなんです。
注意
システムの都合上、6ヶ月経ってなくても失効・再付与される場合もあります。
ではどうしてそんな面倒くさいシステムになっているんでしょうか。
なぜそんな面倒くさいシステムなの?
Cポンには6ヶ月の有効期限があり、期限が切れると直後に再付与される、複雑な仕組みになっています。
なぜそんな面倒な仕組みになっているかと言うと、「資金決済法」という法律が深く関わっていきます。
Cポンは、現金を交換してCポンに変えて使う仕組みであり「第三者型前払式支払手段」という方法で発行されています。
前払式支払手段の未使用残高が1,000万円以上ある場合、保証として資金の半分を供託(きょうたく)しなければいけません。
ポイント
供託とは国が資金を管理することで、ユーザーである私達を保護するため、このような決まりになっています。
ただ資金の半分を供託すると、いくら私達を守るためとは言え運営に厳しい影響が出てしまいます。
そこで6ヶ月という期間が出てきます。
Cポンの有効期限を6ヶ月以内に設定しておけば、供託の義務はなくなるのです。
Cポンに有効期限が設定されている理由は、運営上の法律によるものだったのです。
今後、Cポンの有効期限は本当になくなる可能性がある
Cポンに有効期限がある理由は、法律が関わっている事がわかりました。
ですが初めて失効の履歴を見た人は、やはりびっくりしてしまうかもしれません。
Cポンの運営の方によると、Cポンでは有効期限を設定しなくても良いように現在調整中だそうです。
今は有効期限が「実質的に無い」状態ですが、近い将来本当に有効期限がなくなる可能性があります。そうすれば失効に驚くこともなく、さらに使いやすくなりますね。
Cポンの期限は実質ナシ!安心して使おう
Cポンは6ヶ月という有効期限が決められているものの、すぐに再付与されるため、実質的に期限はありません。
一度チャージしたCポンは、使うまでは持っておけます。“早く使わないと消えてしまう”と焦る必要もありません。
有効期限が本当になくなるための調整もされているので、これからも安心して使えますね。